「ボーナスが入ったし、将来のために何か備えなきゃ」
そう思って、保険の窓口に足を運ぼうとしているあなた。ちょっと待ってください。
実は私、25歳のときに「将来のために」と入った貯蓄型保険で、約19万円も損しました。
この記事では、私が実際に体験した「保険の失敗」と、そこから抜け出して月の保険料を7,000円から実質0円(必要な保険だけ)にした方法をお話しします。
ボーナス時期は、保険会社が一番営業をかけてくる季節です。だからこそ、今このタイミングで保険を見直してほしいんです。
25歳の私が、同級生に勧められて入った3つの保険
恥ずかしい話ですが、まず私の失敗談から聞いてください。
25歳の頃、高校時代の同級生から「保険の仕事を始めたんだ」と連絡がありました。久しぶりの再会で話を聞いているうちに、気づけば3つの保険に加入していました。
- 貯蓄型の生命保険
- がん保険
- 個人年金保険
「貯蓄もできて、保障もついて、将来も安心」
そんな言葉を信じて、毎月せっせと保険料を払っていました。
貯蓄型保険の現実:6年で19万円の損失
中でも一番痛かったのが、月7,000円の貯蓄型保険です。
6年間、真面目に払い続けました。計算してみると…
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 月額保険料 | 7,000円 |
| 加入期間 | 6年間 |
| 支払総額 | 504,000円 |
| 解約返戻金 | 315,000円 |
| 実質の損失 | ▲189,000円 |
そうなんです。50万円以上払ったのに、戻ってきたのは31万円ちょっと。
19万円が、ただ消えました。月に換算すると、毎月2,600円以上をドブに捨てていた計算です。
「貯蓄型」と聞くと、お金が貯まるイメージがありますよね。でも実態は、割高な手数料を保険会社に払いながら、中身は元本割れする投資だったんです。
なぜ私は「保険貧乏」から抜け出せたのか
転機は、お金について発信しているブログや動画に出会ったことでした。
そこで知ったのは、こんな事実です。
日本の公的保険は、とても手厚い。だから民間の保険は、ほとんど必要ない。
最初は「えっ、本当に?」と半信半疑でした。でも調べていくうちに、自分がいかに「知らないこと」で損していたかに気づいたんです。
知らなかった「公的保障」の手厚さ
たとえば、こんな制度があります。
- 高額療養費制度:医療費がどれだけ高額になっても、自己負担は月8万円程度で済む(一般的な収入の場合)
- 傷病手当金:病気やケガで働けなくなっても、給料の約6割を最長1年半受け取れる
- 障害年金:障害が残っても、年金が支給される
これらを知ったとき、「私が入っていた医療保険やがん保険って、本当に必要だったの?」と疑問が湧きました。
答えは、ノーでした。
私が今、入っている保険はこれだけ
ファイナンシャルプランナーの多くが指摘しているのは、「本当に必要な保険は3つだけ」ということ。
それは、低い確率だけど、起きたら人生が終わるレベルの大損失に備える保険です。
- 掛け捨ての生命保険(子どもがいる家庭のみ)
- 自動車保険(対人・対物無制限)
- 火災保険
この考え方を知って、私は保険をすべて見直しました。今の私の保険構成はこうです。
① 生命保険:0円
私には子どもがいません。
生命保険は「自分が亡くなったとき、残された家族(特に子ども)が生活に困らないように」入るもの。だから、養うべき子どもがいない今の私には不要と判断しました。
もし将来子どもができたら、そのときに掛け捨ての収入保障保険だけ入るつもりです。掛け捨てなら月数千円で十分な保障が得られます。
💡 ちなみに、収入保障の掛け捨て保険なら、SOMPOひまわり生命やオリックス生命などが選択肢に挙がります。貯蓄型と違って、保険料がぐっと抑えられます。
② 火災保険:月4,000円
賃貸住まいなので、火災保険は入っています。ただし必要最低限です。
ポイントは、補償額の設定。自分が持っている家具・家電を見渡して、それらを買い直せる金額に設定しています。
不動産会社に勧められるまま、過剰な補償をつけている人は多いです。でも、賃貸なら建物自体の補償は不要。自分の家財だけ守れれば十分なんです。
③ 自動車保険:月23,000円(必要な補償だけ)
車は持っているので、自動車保険は外せません。ただし、本当に必要な補償だけに絞っています。
- ✅ 対人・対物賠償:無制限(ここは絶対にケチらない)
- ✅ 弁護士特約:あり(事故対応で役立つ)
- ❌ 車両保険:なし
車両保険を外している理由は、私の保険に対する考え方そのものです。
修理できないなら、買わない。修理代は、貯金で賄えるように積み立てておくもの。
車両保険は、結局のところ「後払いで修理費を払う」のと変わりません。しかも保険料は上がるし、使えば翌年の等級も下がる。だったら、自分で修理費用を貯めておけばいいんです。
対人・対物だけは無制限にしているのは、これこそ「低確率・大損失」だから。人にケガをさせてしまったときの賠償は、何千万円にもなり得ます。これは貯金では備えられないので、保険の出番です。無料の自動車保険一括見積もりサービス
ボーナス時期こそ、保険を見直すべき理由
ここまで読んで、「自分も見直してみようかな」と思った方へ。
ボーナス時期は、保険を見直す絶好のタイミングです。理由は2つあります。
理由1:保険会社の営業が増える時期だから
ボーナスが出る時期は、保険会社が「まとまったお金で将来に備えませんか?」と営業をかけてきます。
でも、思い出してください。私が19万円損したのも、こういう営業がきっかけでした。営業トークに乗る前に、自分の保険を見直しておくことが、無駄な契約を防ぐ最大の防御策です。
理由2:浮いたお金を有効活用できるから
保険を見直すと、固定費がぐっと下がります。私の場合、貯蓄型保険の解約だけで月7,000円、年間84,000円が浮きました。
このお金を、私は将来のための投資信託や、今を楽しむための旅行・趣味に回しています。「将来の不安」のために払っていたお金が、「今と未来の豊かさ」に変わったんです。
まとめ:保険は「不安」ではなく「事実」で選ぶ
私が伝えたいのは、たった一つです。
保険は、漠然とした不安で入るものではなく、本当に必要な大損失だけに備えるもの。
私自身、19万円という授業料を払って、ようやくこのことに気づきました。あなたには、同じ失敗をしてほしくありません。
まずは、今入っている保険を書き出してみてください。そして、こう自問してみましょう。
「これは、起きたら人生が終わるレベルの損失に備える保険?それとも、貯金で備えられる範囲のもの?」
その問いに答えるだけで、あなたの固定費は確実に下がるはずです。
保険の見直しに迷ったら
「自分一人で判断するのは不安…」という気持ちはよくわかります。でも、ここで一つ知ってほしいことがあります。
無料の保険相談サービスは、FPが保険を売ることで生活を立てているビジネスモデル。 つまり、どんなに「あなたに本当に必要な保障だけを」と言っていても、結局のところ何かしらの保険を契約させたいという動機が働いています。無料ほど高いものはないんです。
本当に自分の家計に向き合ったアドバイスが欲しいなら、有料のFPを使う方が誠実です。でも、まずは自分自身で学ぶことをお勧めします。
おすすめの学習方法
- FP3級を自分で勉強する
- 保険の仕組みから税金、家計管理まで、基礎から学べます
- 独学なら費用も抑えられます
- 「お金の大学」の本を読む
- リベ大の両学長が書いた本で、保険の見直しについても詳しく解説されています
- 図解も多く、わかりやすいです
このくらいの知識があれば、自分の保険が本当に必要かどうかを、冷静に判断できるようになります。
各保険の見直しに便利な比較・見積もりサービス
見直しが決まったら、以下のサービスで見積もりを取るのがおすすめです:
自動車保険:
👉 [SBIホールディングス株式会社の無料の自動車保険一括見積もりサービス]
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火災保険:
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複数社を比較することで、あなたのライフスタイルに合った、最適な保険が見つかるはずです。
※この記事は私個人の経験と考えに基づいています。保険の見直しは、ご自身の家族構成やライフスタイルによって最適解が変わります。最終的な判断は、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談しながら行うことをおすすめします。
